高校サッカー部OBのメッセージ

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 啓明学園高等学校サッカー部は、2014年度より新体制として活動しています。これまでにサッカー部を卒業していったOBのメッセージを一部、紹介いたします。
 彼らは啓明学園サッカー部で培った力で、次のステージでも活躍しています。


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 啓明学園サッカー部には、大自然に囲まれたサッカー部専用のグラウンドがあり、そこで日々トレーニングに励んでいました。私は、啓明学園サッカー部を通して、人間性を磨き、また、文武両道の大切さを学びました。
 帰国生が多く在籍するサッカー部なので、コミュニケーションの大切さも学びました。日本語・英語を使ったコミュニケーションも可能ですが、サッカーボール1つを通してコミュニケーションすることもできます。実際に、留学生(アメリカ・オーストラリアなど)もサッカー部に所属しており、公式戦にも出場しました。そのような経験は、啓明の特徴の1つでもあります。
 海外でプレーするプロサッカー選手が1番最初に打ち当たる壁は、コミュニケーションだと言います。他国の言語を完璧に話すことは難しいものですが、サッカーのプレーに必要なボディージェスチャーや簡単な単語だけでも、コミュニケーションは可能です。それは大人になっていく上で必要な経験であり、現代のグローバル社会でも必要なことだと思います。
 そして日本の文化である「礼儀」や「社会での在り方」なども、啓明学園のサッカー部を通して学ぶことができました。外国からの帰国生や留学生も、啓明学園サッカー部では学ぶことができます。
 サッカー部だけが使えるグラウンドはなかなか都内にはありません。私は、毎日、この独特な良い環境の中でサッカーができたおかげで、これほどまでに成長できたと実感しています。
 2014年度卒業 キャプテン
 吉田隼 上智大学在学中
 (アメリカ合衆国 Hoover Soccer Club出身)

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 私は、この啓明学園のサッカー部を通じて、たくさんのことを学びました。指導者からも手厚く指導を受けました。サッカーはもちろんのこと、勉強面でもサポートをしてくれ、文武両道に力をいれています。啓明学園の中で唯一、文武両道を実践しているのはサッカー部だけです。更には、学校の授業では教えてくれないことを、このサッカー部を通じて学びました。
 考えてみれば当たり前のことですが、間違いなく自分は啓明学園のサッカーを通して成長しました。礼儀、責任感、そして何事にも全力に取り組むこと、他者への思いやり、これら様々なことは、サッカー部を通して学んだことです。
 目標に向かって頑張って練習し、競うことは非常に大事で、いい経験になります。その過程のなかで、失敗から学び、チームメイトと話し合い、解決していき、最後にチームとしてどうしたらもっと良くなるかなどを考えること。このようなプロセスは、社会人になった時にとても大切なことだと思います。
 2015年度卒業 キャプテン
 松本健吾 上智大学在学中
 (啓明学園中学校サッカー部出身)

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 啓明学園サッカー部は、他の学校と違い国際色豊かな環境の中で、先輩や後輩とコミュニケーションが取れます。
 また、大きなグランドでトレーニングできることが何よりの特徴です。私の代は強豪校と呼ばれるようなチームではありませんでした。現在とは違い、人数が少なく、全てのグランドを使っての練習ができませんでした。それでも、みんなで切磋琢磨して厳しい練習にも耐えてきました。今振り返ると、啓明学園サッカー部の練習量と質は強豪校と同等なものだった思います。
 私は、このサッカー部でたくさんの大切なことを学び、本気でサッカーに打ち込み、楽しんで学校生活を送ることができました。そのような環境を与えてくれた指導者には、感謝しています。今もなお、大学でサッカーを続けていますが、自分に関わる人やサッカーができる環境に対して感謝できるのも、啓明のサッカーを通じて得ることができた、かけがえのないものだと思います。
 2015年度卒業 副キャプテン
 鵜崎ほさな 同志社大学在学中
 (VERDY SS AJUNT出身)