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「ラウンドスクエア世界大会だより」10月12日(水)

 午前中のプログラムで、生徒たちはService activityの奉仕活動に出かけ、教員は全体会議に参加しました。
朝8時半に学校に集合し、生徒はグループに分かれて海岸へ、森林へ、難民保護施設へと奉仕活動に向かいました。遠藤さんは海岸でゴミを拾う活動に参加しました。
 教員の全体会議はホールで行われ、コロンビア、インド、オーストラリアから1校ずつ、ラウンドスクエアの理念を学校でどのように実践しているかについて、実践例の具体的な紹介がありした。昼食後も、5つの学校(南アフリカ2校、英国・カナダ・ケニア各1校)から実践例が紹介されました。
 ティーブレークを挟んだ後、地域会議があり、アジア・オセアニア地域に位置する学校の集まりに参加しました。

午後のプログラムでは、2名のキースピーカーの講演会に、生徒・教員全員が参加しました。 一人目のキースピーカーはManfred Spitzer博士で、講演は14:45から始まりました。タイトルは「The Journeys that makes us」でした。Manfred氏は心理学と精神医学の研究者で、医師の視点から「脳を使うことの大切さ」について話しました。この講演を通して、博士は「脳にある知識があなた自身をつくることになる」と訴えていました。
 夕食後の20:00から、二人目のキースピーカーによる講演がありました。演者はヤンググローバルリーダーとして選ばれた女性で、Souad Mekhennetという名のジャーナリストでした。彼女は、トルコ人の母親とモロッコ人の父親に育てられ、現在はドイツのテレビ局のニュースレポーターとして活躍しています。
 9.11の事件後、反イスラム教の世界的な動きに対して、彼女は偏見を無くすための活動を行っていて、その体験をとおしての強烈な講演でした。
彼女は、9.11の実行犯が皆、かつて彼女と同じ時期にハンブルグで学んでいたイスラム教の人達だったことを知り、偏見を払拭するためには自分がアクションを起こさなければならないと決意したとのことです。
 彼女は、ジャーナリストとしてエジプトに赴いた際、エジプト警察に捕まりました。取材のために持ち歩いていた「ナチスに関わったドイツ人がエジプトに逃れていたことを証明する書類」が逮捕理由でした。刑務所では目隠しをさせられ、恐怖の中での一夜を過ごしたそうです。取り調べは、調査続行をストップさせるための、脅迫行為に他ならないものでした。彼女は釈放された後に、一旦ドイツに帰国しますが、取材をあきらめることなく、一ヶ月後には再びエジプトに立ち戻り、調査を続けたと言います。
 彼女はまた、ISISのジハリ・ジョンについてジャーナリストとして自分の名前を公表するかどうか迷った時もあったものの、イスラム教の女性として、またジャーナリストとして、公表すべきだと判断してそうしたと明言します。人生には、時に大きな判断を強いられる時があり、その時に「自分の信念を固く持ち、くじけないでほしい」と彼女は訴えました。

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各国生徒との交流

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各国の生徒たちと

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校旗の前で

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講演会前の生徒たち 

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Manfred Spitze博士

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ジャーナリストSouad Mekhennetさん