はらだ校長先生のWeblog#3

学校だより

□これからも愛の絆を大切に□
啓明学園初等学校のみなさん、保護者の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
緊急事態宣言が5/31まで延長され、皆さんも不安な毎日を引き続きお過ごしのことと思います。世界に目を向けましても、まだまだ、新型コロナウイルス感染症で苦しむ人々が多く、お見舞いを申し上げます。また、そのような過酷な状況の中、懸命に医療・福祉活動に従事されている医療関係者の皆様をはじめ、あらゆる困難と直面しながらも一生懸命ご尽力いただいているすべての方々に、心から敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございます。
先週、初等学校の皆さんにiPadをお送りさせていただきましたが、お手元に届きましたでしょうか。先生方も休日返上でiPadの初期設定や、ソフト、アプリのインストールを行ったりと大忙しでした。また、保護者の皆様もお忙しい中お受け取りにお越しくださったり、宅配便の方が一生懸命届けてくださったり、これまた感謝にたえません。ありがとうございます。 
これにより、啓明学園初等学校は全児童が同一の学習環境を確保し、オンライン朝の会や授業などを実施することができるようになりました。明日は、オンライン始業式やオンライン入学式を行います。まさに啓明学園初等学校もEdTechの世界へと突入いたしました。
EdTechとは、Education(教育)とTechnology(テクノロジー)を合わせた造語で、オンライン授業もこれに含まれています。これから5Gの時代に突入し、社会の変動に合わせて教育の在り方が変わることが予想されるため、オンライン授業は今後ますます注目されていくものだといえるでしょうし、啓明学園初等学校も今後もEdTechを力強く推進して参ります。
ただ、ここで忘れてはならないことが一つあります。それは、EdTechとは少しかけ離れるかも知れませんが、「何故、初等教育に『通信制課程』が存在しないか?」です。
確かに、元々通信制教育は、勤労生徒・学生のためにつくられたものですから、就労が禁止されている初等教育に存在しないのは当たり前です。と同時に、児童・子どもたちの心身の発達状況等を考えると、先生と子どもたちが、直接ふれ合い接する形での学習というものが大変大事です。また、子どもたち同士も学び教え合うことが心身(知的学習においても)の成長に重要だからです。
新約聖書にこんな言葉があります(Ⅰコリント13:1~13:2)
『たとえ、人々の異言、天使たちの異言を語ろうとも、愛がなければ、わたしは騒がしいどら、やかましいシンバル。たとえ、預言する賜物を持ち、あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、愛がなければ、無に等しい。』
異なった人間の集合体、共同体である社会において、大切なことは「愛」です。どんなに異言を語る賜物、預言の賜物、知識、大きな働きをなす技術があったとしても、愛がないなら、その賜物や知識や技術が社会に害をもたらすことさえあり、値打ちはないのです。
また、見た目愛の行為と思えるものも、愛がないなら役に立たないのです。人間が人間らしく、あたたかい血を通わせている真の人間に成長するためには、愛なくしては成長しません。ゆえに、本校はこれからも、愛が溢れる、愛の絆を大切にする学校でありたいと願っております。
オンライン授業にも魂や愛をふきこみたいと願います。今後とも保護者の皆様のご協力を(特に低学年のお子様には保護者の皆様の援助が必要だと思われます)どうぞ宜しくお願い申し上げます。私たち教職員も、来たるべき子どもたちの登校再開に向けて日々準備をいたしておりますので、この難局を、共に祈り合い助け合いながら、笑顔で頑張って乗り切りましょう。