「国際学級の取り組み」 ~郵便の学習~

 啓明学園の国際学級では、帰国子女の子ども達に日本語教育を行います。外国語で勉強してきた子ども達に、日本語での学習環境を保証し、日本の文化に触れ、できるだけ実体験を通して日本語を理解することを目指します。国際学級の授業は所属学級の授業とは少し違う面もあります。もちろんドリル学習のように日本語の反復練習の授業もあります。
しかし、長年の取り組みでわかったことがあります。それは単なる言葉の反復練習に時間をかける授業より、実際に活動・体験をさせることに時間をかけた授業の方が、かえって日本語の理解度も習得率も上がるということ。
この日は、日本の郵便の学習をしました。葉書の書き方、そしてそれを実際にポストまで投函しにいくという体験でした。「どうやって書くの?」、「横書きでもいいですか?」、「英語も混じっていい?」といいながら子ども達は嬉しそう。学園の外に出ると、「日本のポストはどこ?」、「ポストの色は何色?前にいた国は青だった」とか「郵便配達って雨の日は休み?」と自分が暮らしていた国との違いに気付きます。

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教室で葉書を書いてから、実際にそれをポストに入れに行きます。どこにあるのかな?道はどうなってるのかな?郵便局ってどんな感じかな?横断歩道は手を挙げるのか。葉書を入れるところはどこ?やってみることが大切です。