宇宙エレベーター競技全国大会!

11月5日(日)神奈川大学横浜キャンパスにて、宇宙エレベーターロボット競技大会全国大会が開催されました。啓明学園からは、初等アフタープログラミング参加児童が3チーム、中高パソコン部から1チームが参加しました。

大会会場では、選手控え室とコーチ・保護者見学場所は隔離されてしまうために、子どもたちの力だけで競技準備・競技・競技後の調整などを行わなければなりません。担当者は、子どもたちが自分の力でどれだけできるのか不安な気持ちで見守っていました。

競技が始まりました。50個あるピンポン球を3mの高さにあるステーションまで運びます。ピンポン球を落とすとその数だけ減点になります。3分以内の「得点-失点」がポイントになります。競技は2回行い、得点の高い方が記録に残るというルールでした。

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緊張しながらも、全力を尽くす子どもたち

最初に登場したチームは、啓明γでした。γチームは、ステーションまで橋を渡して、その上にピンポン球を滑らせて得点する作戦です。機体がステーションまで上がって行ったのですが、橋の部分でピンポン球が引っかかってしまい思うように得点が伸びませんでした。練習の時よりは改善していたのですが、まだ課題点が残っていました。子どもたちからは、練習した時よりも、ポイントが少ないことを残念がる声が聞かれました。

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啓明チームγ

次は、啓明βです。ピンポン球を爪ではじき落とす動作を4回繰り返し、確実に玉をステーションに運ぶ作戦です。直前の練習では不具合があり、修正に苦労していましたが、本番では、かなりの得点を獲得することができました。心配そうに見守っていた子どもたちからは、はじけるような笑顔が飛び出し、苦労して作り上げてきたことの成果に喜びを感じる姿が印象的でした。

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啓明チームβ

最後は啓明αです。1回目の試合ではトラブルが発生しました。スタート直後テザー(エレベータが登るロープ)にタイヤが空回りし、どれだけやっても登らなくなってしまったのです。戸惑う子もいたのですが、2回目に余力を残すためにも、途中棄権してバッテリー消費を抑えることを選びました。子どもたちは1回目の結果にがっかりしていました、なんとか気持ちを切り替えてお互いに声かけをしながら2回目に備える様子がみられました。

そして、いよいよ2回目です。この大会の最終走者です。祈るような気持ちで見守っていると、先程空回りしていた箇所を登り切り、ステーションまで登っていくではありませんか。「やったー」「いけー」子どもたちからの歓声が聞こえてきました。αの機体は、ステーションできれいにピンポン球を入れています。「よっしゃー」子どもたちのガッツポーズに混じって、審判の方々も拍手をしてくれていました。子どもたちの気持ちが審判の方々まで伝わったのをみて、胸が熱くなりました。

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啓明チームα

今回の優勝チームは、50点満点を2回連続で記録していて、表彰台を目指すには46ポイント以上が必要でした。予想していたよりも、大幅に大会出場チームのレベルが上がり、厳しい戦いでした。
啓明は、順位だけみると8位2チーム・10位1チームでした。昨年度は、1ポイントしかできなかったのに、今回はそれぞれ20ポイント以上獲得して、この順位でしたので、子どもたちの成長は目を見張るものがあったと思います。子どもたち、一人ひとりにとって、得るものが大きかった大会でした。
プログラミングを通して身につけた力を他の場面でも活用して、さらに自分の世界を広げていってほしいと思います。当日、応援のために遠いところまでお越し下さった保護者の皆様、本当にありがとうございました。