国際学級の特徴
啓明学園は、生徒児童一人ひとりが持っている「言語」をサポートし、その成長を支えるための「マルチリンガルサポートシステム(通称:国際学級)」を提供しています。 このシステムを選択している生徒を「国際生」と呼んでいます。「国際生」には、海外からの帰国生(海外在住経験者)、国内インターナショナル校出身者、外国籍の者などが含まれます。
ポイント①
海外からの帰国生を始め、国際生の資格を有する児童生徒は、いつでも編入することができます。
ポイント②
ホームルームクラスは、一般の生徒と一緒の混合型です。
ポイント③
日本語の理解力に応じて、国語、数学(算数)、理科、社会の教科で取り出し授業を受けることができます。
ポイント④
英語の授業では、欧米の教材を使用しています。
ポイント⑤
フランス語、ドイツ語、コリア語、中国語、スペイン語など、世界の言語のサポートを受けることもできます。(中高のみ)
ポイント⑥
日本語を第一言語としない人(留学生など)のための日本語クラス(JSL: Japanese as a Second Language )も用意しています。
ポイント⑦
これらの授業を受けるために、一人ひとりのための時間割を作成しています。
<4種類の国際学級>
国際学級では、4つの「クラス/授業」を展開しています。国際生は全員、一般生と同じホームルームクラスに在籍しつつ、教科ごとに必要時応じて国際学級の取り出し授業を受けることになります。
①「国際英語クラス」
初等学校では、一般の生徒が週2時間の英語の授業を受ける際に、ネイティブの先生から直接指導を受けることになります。
中学校高等学校では、英語の時間に以下のいずれかのクラスに所属することになります。
Ⅰ 国際英語Hクラス(Honor Class) Ⅱ 国際英語Rクラス(Regular Class)
Hクラス(上級英語)、Rクラス(中級英語)とも共にネイティブの英語教師が中心に担当し、海外の教材を中心とした学習を行います。尚、一般生であっても、英語の理解力の高い生徒がHクラス、Rクラスで学習することもあります。
⇒⇒⇒国際英語クラスの教育内容の紹介ページ:(英語):About English education at Keimei Gakuen
②「その他外国語クラス」(中高のみ)
英語圏以外の国からの国際生の言語を維持・伸長するための授業を提供しています。2019年度現在、ドイツ語・フランス語・コリア語・中国語・スペイン語の授業を開講しています。
③「国算/国数理社サポート授業」
日本国内の教育課程で学習してこなかった児童生徒に対して、未学習領域の学習をサポートするする授業です。取り出し授業の形式で学習し、一般クラスで十分対応できるレベルに到達した時点で、一般クラスに加わります。初等学校は国語と算数、中学校高等学校は国語、数学、理科、社会が対応しています。
④「日本語コース」(JSL: Japanese as a Second Language )
日本語を初めて習う在日外国人子女、海外生活の長かった日本人子女、留学生のためのコースです。専属の日本語教師が、生徒に日本語能力を身につけさせる指導を行っています。