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 米国ハーバード大学名誉教授のエズラ・ボーゲル先生が12月20日、マサチューセッツ州ケンブリッジの病院で逝去されました。戦後日本の高度経済成長のメカニズムを分析した「ジャパン・アズ・ナンバー ワン」(1979年)は、日米両国でベストセラーとなりました。
 学園創立者の三井高維・英子先生とも交流があり、同書の執筆調査の為に来日した際に帯同したご子息のスティーブン・ボーゲル氏は、本学園高等学校を卒業して現在、カリフォルニア大学バークレー校で政治学部教授をされています。70年代には学園理事会の相談役として、グローバルな視点で日本や学園の在り方について多くの助言の他、今年の創立80周年記念誌には「三井氏ご夫婦と私たち親子」と題した心温まる特別寄稿文を送っていただきました。
 ボーゲル先生の長年にわたる学園へのご貢献に感謝すると共に、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


 学校法人啓明学園 理事長 北原都美子