啓明学園中学校高等学校2026年度入試用パンフレット
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自らの興味関心から社会に対しての素朴な疑問を立て、リサーチクエスチョンへ昇華する調査・観察・実験により具体的な事実を集積する知識・情報の整理/学問分野への位置づけ分析(抽象化)を行う振り返りの中で自身の知識や価値観についてメタ認知を行う高校19①問いを立てる②知識・情報を集める③マッピング④他者との議論(関わり)を通じて、自らの思考を形成・止揚する⑤結論・考察・提案を言語化/表現する⑥研究の過程で出た限界やさらなる疑問を問いの形で表現する啓明学園の学び高1高2高3答えのない課題と向き合うための、自分の価値観を養う本校では高校3年間、毎週1時間の探究の時間を設定しています。この3年間を通じて、生徒たちは個人またはグループで様々な課題に取り組みます。探究のプロセスを体験する過程で、自ら問いを立て、学びを深める力を獲得していきます。探究学習において、特に大切にしていることの一つとしてあげられるものが「思考の可視化/言語化」です。自分のアイデアに共感してもらい、課題解決に向けて仲間たちと協働するためには、ことば(書きことば・話しことば)によるコミュニケーションが不可欠です。レポート・プレゼンテーション・ディスカッションなど、多様な形のアウトプットを繰り返し、「伝える力」を育みます。Peacemaking Projectの流れ教科横断型学習で、問いを社会に・世界に広げていく高1のPeacemaking Projectでは、「平和」「気候変動」「環境破壊」「貧困」「開発」「アイデンティティ」「ジェンダー」「不平等」などの世界の諸問題に関するテーマを扱います。どのテーマも複数の教科と連動しながら、探究します。生徒同士の話し合いでは、多様な文化的背景を持つ本校ならではの多角的な視点を得ることができます。社会と接点を持ちながら探究を深める、抽象的な概念を自分化するまずはグループ探究で学びを深めます。文献やインターネットだけでなく、校外の専門家と連携を取ったりフィールドワークに出かけたりしながら、より多様な意見・情報を集めます。高2の後半では、個人や少人数のグループで、それぞれのテーマについて深めていきます。探究学習で触れる社会的・国際的なテーマから気づく様々な課題を、身近な世界に落とし込みながら「自分ができること」を考えていきます。探究学習における学びのサイクル高校3年間の学びPeacemaking Project[探究学習]

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