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進路指導方針

01 いつでもどこでも進路相談

生徒が納得できるまで、とことん話し合います

 啓明学園では、すべての教員が相談相手です。話しやすいことも話しにくいことも、小規模校だからこそ生まれるつながりの中で、親身になって相談に乗ります。特に進路相談では、教員ごとに得意な学問分野が異なるため、「どの教員にも」「いつでも相談できる」という相談先の選択肢の豊富さは、本校の強みだと考えています。私たちが大切にしていることは、生徒が気軽に相談できる雰囲気づくりです。普段の学校生活におけるコミュニケーションはもとより、行事では教員も一緒になって楽しみ、困難を乗り越えたりすることで良い関係性を築けるように心がけています。

02 ご家庭との連携

本人・ご家庭・学校の三者で進路を考えましょう

 生徒が安心して進路を考え、本当に進みたい道を決められる環境をつくるためには、ご家庭と学校との連携が不可欠です。このため、年間予定に組み込まれている三者面談以外にも、ご家庭と情報を共有する機会を設けています。

中間報告

 1学期と2学期にある中間テストの終了時期に合わせて、テストの結果と学習の様子をお知らせする「中間報告」という制度を設けています。中間報告は、本人への通知はもちろん保護者にも生徒の学習状況をご理解いただく確実な手段です。特に、学習姿勢や理解度について不振な状況にある場合には、学期末の評価がつく前に振り返り、その改善を図る有益な機会となります。教科担任から所見をお知らせし、必要に応じて二者または三者の面談を行います。

03 模擬試験の活用

中学学力推移調査・高校模試の実施

 年間を通して定期的に全国規模の模擬試験(中学では学力推移調査)を受験し、各自の学力レベルを測定します。結果に一喜一憂するのではなく、各自の弱点を把握し、今後の学習へのアドバイスを行うことが目的です。また、入学時から個人のデータを蓄積し、学力や学習時間の推移を把握するとともに、進路選択における資料として活用しています。