卒業生の声2

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11/3に行われた学校説明会で、卒業生がスピーチをしました。その内容をここでご紹介させていただきます。



 


 啓明学園を一言で表すならば、やはり「グローバル」だという考えは在学中も今も変わっていません。
 啓明は英語のレベルがずば抜けています。帰国子女や留学生がいつでも周りにいる環境ということもあって、一般生の英語のレベルも高くなるということに大学に入ってみて気付きました。大学でも英語は必修科目でして、レベル別にクラス分けされます。そこで、正直言って一番上のクラスよりも啓明の一般生の方が英語ができていたと感じました。大学で取り扱っている題材も、啓明のものと比べると簡単に思えてしまうほどでした。しかしながら、啓明にいる時は無理して英語を勉強している感じはなく、国際生に囲まれていることにより英語が勝手に身体に入ってくるような感覚でした。楽しみながら英語を習得できていたと思います。啓明に入ってみるとわかると思うのですが、本当にいつでもどこでも英語が飛び交っている状況です。そんな当たり前だったことがいかに有難かったか、啓明の外に出てみて初めて痛感しました。
 では、そのような環境が今後にどう役立っていくのか。私は啓明のこのような場で学べて、自分の可能性を最大限に広げることができました。いろんな国から帰ってきた人や、留学生がいる環境というのは、言語だけでなく考えや意見も本当に多種多様です。そこで私は「人の話はゼロから聞く」ということを学べました。自分の意志を持つことは当たり前なのですが、固定概念だけで耳を塞いでしまったらもったいないと思うようになったのです。人の意見を一回必ず受け入れて、自分の中で消化すると自分では気付けなかったことに出会え、可能性が広がりました。この考え方はグローバル社会において最も大切なことだと私は思います。多種多様な考え方や意見を総合的に考えることのできる能力を養えるのは、啓明学園のグローバルな環境ならではです。今後ますますグローバル化していくであろう日本社会において、私自身啓明で学べたことによって、そのような社会に出て行くことに不安は一切ありません。怖じ気づくこともなく、むしろ自信をもつことができました。今後のグローバルな社会において、たくさんの啓明生が活躍していくのは間違いないと思います。