国際性豊かな環境
帰国生・国際生の仲間がたくさんいるため、お互いの文化や言葉の違いを理解し認め合う経験は、子どもたちが成長するうえで良い刺激となっています。異文化に対する抵抗がなく、将来は海外留学する生徒も少なくありません。このような環境の中で啓明学園は、世界の平和のために尽くせるような人物への成長を目指しています。
国際生

初等学校には約3割の子どもが、「国際生」(*1)です。日本で生まれ育った子どもたちと、様々な生活背景を持つ国際生が共に学び合うことによって、異文化を尊重し合う気持ちが育まれていきます。そして、多様な人々と共に生きていく力、一緒に地球的課題に取り組む意識や行動力を身につけたグローバルな人間に成長していきます。
*1・・・国際生とは多様な言語経験を持つ子どものことを言います。帰国生(海外在住者)、国内インターナショナル園(校)出身者、外国籍家庭、国際結婚家庭の子どもです。
日本語国際
日本語国際学級は、海外での生活が長い子どもたち、多様な言語・文化をルーツにもつ子どもたち、日本で生活する外国人の子どもたちが学習するための場所です。言語環境、受けてきた教育などがそれぞれ異なるため、個々のことばの力を多面的かつ客観的に把握して、日本語の目標を設定し、学習を進めています。個別の指導、グループ指導を経て、在籍クラスでの教科学習に参加できるように、支援します。在籍クラスでの教科学習(主に国語、算数)に円滑に移行できるよう、トライアル期間を設けて、日本語での学習参加に近づけるようにフォロ―いたします。育った国での感性、ルーツ、母語を大切にしながら、子どもたちが日本の生活を受け入れ、個々の力をベースに日本語の力を伸ばしていくことを目指しています。
日本語 国際学級 児童データ

国際学級 在籍児童のルーツ |
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アメリカ | イギリス |
オーストラリア | カナダ |
シンガポール | インドネシア |
中国 | 台湾 |
ブラジル | コロンビア |
カンボジア |
(2022年4月現在)


