5年生:防災体験学習
- 日常
防災学習をしている5年生。
今回は、首都直下地震の直後72時間を体験できる「そなエリア」へ出かけました。
タブレットを1人1台持って、エレベーターに乗った先には、大地震後の東京の町が現れました。
町を歩いていると、ヘリコプターや救急車、地震速報の音に加えて、「助けてー。」という叫び声も聞こえてきました。
とてもリアルに再現されていて、大地震後の町に足を踏み入れたみたいでした。
開いたままのマンホールや火災現場のカフェなど、各地点のクイズに答えながら、地震が起きたときの町の様子を学びました。
大画面の映像には、都心を避難している人々の映像が流れていて、釘付けになっていました。
体育館を想定した避難所には、避難先で寝る場所や、トイレの確保についての展示がありました。
東日本大震災の時の実際の避難所の様子が再現されていて、段ボールの多様な活用方法に驚くと同時に、プライバシーが守られにくいということも学びました。
展示室には、歯磨きや包帯、ドアを開ける道具などの災害時の「必需品」に加えて、子どもたちの遊び道具など「あったらいいもの」も置かれていました。
子どもたちはそれぞれの調べ学習のテーマに沿って、見て回りました。
オペレーションルームは災害時に実際に使われる場所で、子どもたちに人気の場所でした。
「この部屋が使われる日が来ないでほしい。」という防災士の方の言葉も、胸に残りました。
「そなエリア」で学んだことを胸に、学習発表会に向けて、さらに災害・防災についての学びを深めていきます。