独自のカリキュラムで英語力が大幅に飛躍!
クラスは、英語習熟度とインタビューテストに基づいて判定します。このため、英語圏以外の帰国生も国際英語コースに所属することがあります。また、英語圏の帰国生でも国内生と一緒に学ぶ一般英語コースに所属することがあります。
啓明学園では、〔国際英語コース〕と〔一般英語コース〕の習熟度別クラスを編成し、授業を行っています。
〔国際英語コース〕は、主に海外の英語圏からの帰国生や日本のインターナショナルスクールで英語教育を受けた経験のある生徒を対象としています。 すでにある程度の英語力がある生徒が中心です。さらに、HonoursクラスRegularクラスの2つのクラスがあります。担当教員はアメリカ、イギリス、オーストラリアの教育システムで経験を積んだ教員が務めます。
ネイティブ教員によってデザインされる、本学園オリジナルのカリキュラムとシラバスに基づき、生徒たちの英語力を維持伸長します。授業では古典文学、現代文学、スピーチ、ディベート、ドラマ、詩、映画、短編小説、個人プロジェクトワークなどを扱います。
〔一般英語コース〕は、主に日本で教育を受けてきた国内生を対象としており、特色ある授業を展開します。当校の英語外国語科には、海外在住・留学経験のある日本人英語教師が多数在籍しています。スタンダード・コースの授業は、主に経験豊富な日本人教師が担当しますが、一部の授業はネイティブ教師とのティーム・ティーチングで行われます。
2025年度からは、中学1年生を対象とした〔準国際コース〕も開講する予定です。このコースは英語力をもっと伸ばしたいという夢を持った生徒が、次のステップに進むための経験を積み、強い自信を持つためのものです。
どのコースにおいても、私たちのゴールは同じです。それは、生徒の皆さんが英語をどこまでも伸ばしていくために必要なすべてのサポートを提供することです。日本での進学やキャリアアップ、あるいは海外のより広い英語の世界で活躍することなど、どのようなことでも生徒の皆さんに最適な学習環境を提供することが、私たちの目指していることです。
国際英語コースの特長
Honoursクラス
啓明学園のHonoursクラスは、言語と文学に強い関心を持つ生徒向けにデザインされたクラスです。カリキュラムには様々な文学作品が含まれ、長年親しまれている古典作品から現代作家の最新作まで幅広く扱います。扱う作品は毎年見直され、授業の質を向上させるために教員間で議論を重ねています。
Honoursクラスは、アカデミックな環境の中で文学への深い理解と、語学スキルの向上を目指す生徒に適しています。そして、このコースは国内外の人文科学系学部の進学準備につながり、現在幅広い分野で求められる批判的思考力を養うことができます。
また生徒自身のライティングおよびコミュニケーション能力の向上もこのクラスの大きな目的の一つです。練習を重ねながら複雑な考えを明確かつ創造的に表現する力を養います。
私たちは、人文科学における総合的な教育を提供するという強いポリシーのもと、生涯にわたって文学や言語に親しむ生徒の育成に努めています。
Regularクラス
啓明学園の英語Regularクラスは、様々なレベルの生徒の読み書きに対応できるようデザインされたクラスです。様々な英文に触れながら、文学を分析し読解する力を養います。英語の総合的な学習を通して、自分の英語力に自信をもち、効果的なやりとりを英語でできる人材の育成を目標としています。
Regularクラスのプログラムは英語の理解力に重点を置いており、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニング、視覚的解釈など、総合的な言語体験に基づいた学習を提供しています。このようなアプローチによって、生徒たちは幅広いコミュニケーション能力を身につけることができます。
また、クラスでは生徒が自主的に学習できるようにしています。エッセイにおける段落の構成の仕方から説得力のある議論、展開の方法、スピーチ作りに至るまで、ライティング・テクニックを習得するための多様なツールを提供し、力を伸ばします。さらにクリティカル・シンキング(批判的思考)やプレゼンテーション・スキルを磨く機会も繰り返し設けています。
クラスでは共同作業と個人の課題を行う時間をバランスよく取り入れ、両者を組み合わせた授業を行います。そうすることで、生徒同士が刺激を受けながら協力して学習できる環境が作られます。そして、一人ひとりが自分の英語力に自信を持てるようにしています。
啓明学園の語学教育では、「総合的なアプローチ」ということを重視していますが、このコースでの学びを通じて、文学と言語に対する深い理解を養うことができるのはもちろん、将来の豊かな教養と英語力を身につけた人材になるための強い土台が作られていきます。それがこのクラスの目的です。
Academic Englishにも対応する英語授業
高校生の選択科目では、学術的なスピーチ・ディスカッション技法を身につける授業や国際情勢を学ぶ授業など、実践的な科目を用意しています(国際英語コース対象のもののみ抜粋)。
Media Studies Ⅰ[高2]
このクラスでは様々なメディアによって書かれたものを「分析」することにフォーカスします。それを通じて、メディアの意味やそこに含まれたメッセージを深く理解し、自分で解釈する力を身につけ、メディア・リテラシーを養うことができます。また、生徒が自分で新聞、ポッドキャスト、ショートフィルムなどの企画、デザイン、制作まで行います。
College Test Preparation[高2]
SAT、IELTS、TOEFL IBTなど、様々な外部英語能力試験の形態に慣れることを目的としています。 また、対策方法とテストを攻略するうえでの重要なストラテジーを紹介します。 受講生は、繰り返し演習を行い、試験全体に関する理解と、個々の試験における特徴を学んでいきます。このコースは、現在多くの大学入試で求められる主要な英語試験において、十分に力を発揮できるように必要なスキルを身につけることができます。
Media Studies II[高3]
このコースでは、2年次からの学びをもとにジャーナリズムとメディアが社会に与える影響に焦点を当てて学んでいきます。生徒の制作(新聞、ポッドキャストなど)に、より重点を置いています。
学内外のコンテストや英語行事
海外での生活経験、言語力、啓明学園での学校生活……
身につけてきた力や自分の個性を発揮する場がたくさんあります
英語・外国語スピーチコンテスト
英語・外国語スピーチコンテストは、本校で毎年実施している伝統ある行事の一つです。本校には英語以外の言語も話す生徒が多く在籍しており、外国語でのスピーチも披露します。身近な話題から国際問題に至るまで様々なテーマを自らの観点で、全校生徒の前で発表します。
英語ディベートコンテスト
毎年文化祭に開催しているイベントです。中学3年生から高校3年生のHonoursクラスとRegularクラスの選抜チームによるトーナメント式のコンテストです。様々な社会問題から日常生活について、肯定派と否定派に分かれて白熱した議論を展開します。