体験・操作・言いかえ……イメージしやすい手立てを用い、
日本語での理解を促し、表現できるように足場をかける。
日本語で教科の内容を学ぶために、視覚的補助、体験操作などの支援を通して、抽象的なことばの概念形成を含め、内容の理解、考えていることの表現を促します。学習そのものが、日本語をつかって考え、理解し、表現する経験としてとらえます。
オリジナル教材の活用
2年生「たんぽぽのちえ」光村図書上
3年生「こまを楽しむ」光村図書上
漢字熟語
4年生「わり算の筆算」
4年生「面積」
日本語初期指導について
日本語初期指導とは、学校生活に最低限必要な日常会話から、基礎的な文字指導、助詞、動詞、形容詞の用法や活用、短い文の構成などの指導を行います。具体物を使ったり、身体を動かしたりとことばや表現を使う状況が子どもたちに伝わるように工夫しています。
(複数の言語に触れて育つ子どもたちが、日本語で、読み書きができるようになるためには、ひらがな、カタカナ、漢字の習得の他、具体から抽象、単文から複文、筋道立てて説明する、論理的に書くなど多岐にわたる練習とコンスタントな積み重ねが大切です)