資料請求

ニュース News

夏期特別学習 「近代文学多読」 近代文学の短編を楽しむ!

今回、夏期特別学習の一環で近代文学作品を多読する講座を実施しました。

全4回で12の短編作品読むことができました。

テーマを絞りながら、作家ごとの文体や考え方の違いを実感することで、作品の特徴を味わいました。

扱った作品は以下の通りです。

志賀直哉「城の崎にて」、島木健作「むかで」、高村薫「棕櫚とトカゲ」、尾崎一雄「虫の一生」、太宰治「座興にあらず」、堀辰雄「死の素描」、梶井基次郎「桜の木の下には」、吉野弘「I was born」、三好達治「村」(『測量船』)、葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」、夏目漱石「夢十夜」、宮澤賢治「永訣の朝」

 

初めての試みでしたが、作品の背景にある作者の考えや時代状況、また「生」や「死」のような普遍的なテーマに対する問いかけなど、非常に楽しんで読むことができました。