2024年度 夏期特別講座にて高大連携・地域公開講座(後援:昭島市教育委員会)を実施します
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学校法人啓明学園(昭島市)は、このたび、本校の夏期特別講座にて高大連携・地域公開講座(後援:昭島市教育委員会)を実施いたします。
「越境する人々の歴史」をテーマに、東京学芸大学大学院教育学研究科教授・学長補佐の菅美弥先生より「「19世紀半ばの環太平洋における日本人の移動と移住」の演題でご講演をいただきます。さらに、本校の教員が事前学習を実施した後、長野県下伊那にある全国で唯一の満蒙開拓団をテーマにした民間の博物館である「満蒙開拓平和記念館」に訪問し、博物館実習を行います。
今回の特別講座においては、近代日本および世界の歴史を理解する上で、重要な結節点となっている環太平洋をめぐる人の移動に焦点をあてて、以下の観点について普段の授業をより深めた学びを行います。近代国民国家の形成に際して、「日本」という境界が形成される中で、その境界を超えて移動した人はどのような人物で、どのような理由があったのだろうか。さらに、「帝国」の崩壊と、それに伴う境界の再設定の揺れ動きの中で、再び「日本人」という概念が変動する中で、「日本人」がどのように「日本」において「排除/包摂」されたのか。この問題に対して、満蒙開拓団を題材として、その実態に迫るともに、この問題が今日の私たちとどのように接続する可能性があるのかについて、生徒とともに考えていきたいと思っております。
開催日時:2024年7月23日(木)
ご講演:東京学芸大学大学院教育学研究科 菅 美弥教授・学長補佐
演題:「19世紀半ばの環太平洋における日本人の移動と移住」
開催日時:2024年7月24日(水)
事前授業 授業者:佐藤竜之(啓明学園中学校教頭)
(一財)東京私立中学高等学校協会 文系教科研究会(社会・地歴)委員
同 初任者研修委員
テーマ:「満蒙開拓団 ~あの時代に生きていたら、あなたならどうしますか~」
開催日時:2024年7月26日(金)
満蒙開拓平和記念館 博物館研修
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