資料請求

ニュース News

3年生:総合「蚕の繭から『糸繰り』」

八王子長田養蚕の長田さんご夫妻をお迎えして、3年生が大事に育てた蚕の繭から、糸を繰る授業をしていただきました。

 

「繭を煮て、こうやってお湯の中で糸を取り出します。」「わあ、長い長い糸の始まりだ!」「手首をくるくる回しながら、ランプシェードの枠に巻きましょう。」と、糸繰りスタート!

 

「なかなか巻き付かないよ。」「長田さん、助けてください~。」「けっこう手が疲れるなあ。」

慣れない作業に戸惑いながらも、長田さんに優しくアドバイスをしてもらいながら、少しずつ白い生糸が重なっていき…。

 

「すけすけだったのに、見て!こんなに白くなったよ!」「きれいだね。切れなくて丈夫だね。」

そして、今日一番の感動の瞬間。

「あっ!中のサナギが透けて見えてきた!」「久しぶりだねえ。会いたかったよ、蚕さん。」「ありがとね、繭になってくれて。。」

こうして出来上がったランプシェードの枠。蚕のいのちをいただいて、きらきらと輝いて見えました。

「生糸になれなかった繭も、真綿として使うことができます。みんなは、細い糸にして織り物をつくることにしたんだよね。繭は、ひとつも無駄にする所はありません。」

長田さんのお話に深くうなずく子どもたち。

「先生、私、蚕のいのちに感謝しながら作ったよ。」

 

この枠をデザインして、色とりどりの光を灯す、世界に一つのランプシェードを完成させます!

11月29日のLearning Celebration Day!で公開しますので、ぜひ見にいらしてください!