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豊かな心を育む体験学習

五感から生まれる感動は、創造性を高めるきっかけになります

 様々な人や物と直接出会い、触れ合うことで生まれる感動を大切にしています。人は感動すると、自分でできることを探ったり行動したりしようという気持ちが生まれます。その気持ちを日々の学習につなげていくことで豊かな心が育まれます。子どもたちと接するときに、私たちが大切にしていることは「聴くこと」と「待つこと」です。子どもの考えをゆっくり聴いて、その感受性をまっすぐに受け止める。自分の感動を共有してもらえる喜びが、考えたくなる気持ちにつながります。

森あそび(1・2年生)

 月に1度、“子どもたちが心を自由に羽ばたかせ、遊びに没頭し、子どもたち自身の「やってみたい。」を引き出す時間”として、学園内にある『啓明の森』で活動します。木登りをはじめ、青竹のシーソーや、ロープのブランコ、秘密基地作りなど、子どもたち一人ひとりが五感をフル活用して自由に遊びを考え、遊びます。遊びを試行錯誤する中で得られる、失敗と成功が、子どもたちに“遊びきった”という達成感を味合わせるとともに、“今”の自分の限界を知るきっかけを与え、生きる力を養い、子どもたちをよりたくましくさせていきます。

秩父宿泊体験学習(3年生)

 親元を離れて子ども同士の共同生活を体験させることで、自主・自立の精神を養い、ネイチャーゲームやハイキング、川遊び、魚つかみ、うどん作りや飯盒炊飯、カレー作りなどを経験し、集団生活の決まりを守り、思いやりを持つこと、そして、協力することの大切さを学びます。

奥多摩宿泊体験学習(4年生)

 多摩川のはじまりを見つける学習です。私たちの生活を支える貴重な水が森林とどのような関わりがあるのか奥多摩の森をトレイルしながら体験します。多摩川を育む豊かな自然を全身で感じながら、友だちと生活する中で、友だちの意外な一面を見つけたり、共に学ぶ楽しさを味わいます。

漁業宿泊体験学習(5年生)

 漁業や農業の話を聞いたり、経験することにより、日本の食卓を支える人々の苦労や喜びを体験します。また、日本庭園や集落を見学し、伝統工芸にチャレンジすることにより、その美しさや工夫を目の当たりにし、日本文化の素晴らしさ、先人たちの思いを体験します。

広島・京都修学旅行(6年生)

 京都・広島2泊3日の旅に出かけます。広島では碑巡りガイドさんと一緒に見学をし、被爆体験者のお話を聞き、平和を見つめ直します。
 歴史学習として、世界遺産や国宝に触れることによって、先人たちの知恵や、今に繋がる歴史の重みを実感し、平和学習の一つとして、ヒロシマの地に立ち、人・もの・ことに出会うことによって、原爆の脅威を知り、突然絶たれた日常や命に思いを向けます。平和と歴史、五感を通して学ぶことによって、「語り継ぐ」ことの大切さについて考えます。

農園活動

 学園内には広い農園があり、総合の時間等を利用して、農業を体験。米、麦、サツマイモ、大豆など、その学年に合った作物を栽培し食の大切さや自然との関わりを学びます。