6年生:国語『鳥獣戯画』を読む
- 日常
6年生は、説明文“『鳥獣戯画』を読む”を読み進めました。この説明文は、アニメーターの高畑勲さんが、国宝『鳥獣戯画』を語り口調で読み解いていく作品です。
みんなで問いを出し、読み深めてきました。その最後の活動として、高畑勲さんと同じように自分で絵巻物を読み、その魅力について語る、という活動をしました。
「これは、鳥獣戯画とは違ってカラーだね!」「絵巻物の最初の方に文章があるね。けど、読めない…」と、悩んだり考えたりしながら、一人ひとり気になる絵巻物の、特に読みたい場面を選びました。
説明文を書き進める中で、読者を引き込むような工夫をしました。「高畑さんのように、語り口調だといいよね。」「体言止めをつかって、強調させよう!」「ここで自分の解釈を入れたら、読者に自分の想いが伝わりそうだな。」と、高畑さんの書きぶりから学んだことを活かして書くことができました。
最後に、自分の絵巻物の魅力について、グループやクラス全体で発表しました。
「同じ場面なのに、解釈が全然違って面白い!」「接続語の使い方がすごく上手!今どこの説明をしているのかが、分かりやすいね。」「たしかに、そういう読み取りもできるね!」お互いの説明文を聴き合ったことで、新たな気づきがたくさん生まれ、より深い学びにつながりました。