教育理念

さまざまな国々からの帰国生・外国籍生徒とともに学ぶ啓明学園の生徒たちにとって、
一人ひとりの考え方や表現の方法は違っていて当たり前。
だからこそ、自分とは違う価値観を受け入れることができるのでしょう。
それは他者を認め、理解し、愛することを説いたキリストの教えにも合致するものです。
過去、啓明学園を受験した生徒の保護者の皆さんに行ったアンケート調査でも、
入学後の『人格教育』に期待する意見が最も多く、
豊かな人格を育てる啓明学園の教育理念が広く内外に浸透していることを示しています。
異文化交流と語学学習をベースとする国際教育、
カリキュラムに数多く組み込まれた体験学習、
そして人としてのあるべき姿を学ぶ宗教教育。
それら独自の教育プログラムを通して、広い視野のもと豊かな人間性と独自の見識を持ち、
世界を心に入れた自分を見つけ出すことが、啓明学園の目指す人間像です。
心の教育
学園の標語にある「正直・純潔・無私・敬愛」は、キリストの教えに基づくもの。「自己肯定」「命への感謝」「真の平和」「共生」をそれぞれ学ぶことで、「神を愛し、人を愛す」という大きなテーマに導きます。啓明学園はキリストの教えを教育のベースにおいていますが、宣教を本来の使命とするミッション校ではなく、生徒たちにキリスト教を信仰するよう求めることもありません。ただ、「一人ひとりがそのまま受け入れられ、大切にされて、世界にひとりしかいない自分に誇りを持って成長していく」という考えは、目指すべき学校の姿として大切にしています。
-An Education for the Heart
Our motto, “Honesty, purity, unselfishness, love,” is based on the teachings of Christ. Through these tenets, our students learn to be thankful for their lives each and every day. But while Christ does form the foundation of this motto, it is not our mission to convert anyone, nor are students asked to believe in Christianity. Each student is accepted for who they are, and all they are asked is to grow into a person they can be proud of.

学園の理念
-School Mission
Keimei Gakuen is committed to educate and instruct students to widen their global views,enrich their characters and develop independent perspectives needed in challenging global communities.
教育方針

世界市民を育てる
本学園は「世界水準の品性、見識、知識、考え方を持ち、世界で平和を創る役割を果たせる人材」即ち「世界市民」を育てる事を念頭に教育活動を行ってきました。これを実現するための戦略として、幼稚園・初等学校・中学校・高等学校の最長15年間の一貫した教育を通じて多文化共生が可能な「世界市民」の育成を目指しています。
本学園では、「世界市民」とは
- 世界全体を視野に入れ、人間の尊厳を重んじ、他者と共に生きる自覚と責任感をもつ
- 言語や文化の異なる他者を知り、日本と自分自身を見つめ、自己を確立する
- 他者に耳を傾けつつ、確固たる意思を育み、未知の世界にも臆することなく挑戦する
- 自ら課題を解決する力と知力を養い、新たな価値を創造し平和を創りだす
資質を有する者であると、と考えています。
啓明グローバル教育
★啓明グローバル教育図 (1)