6年生：総合「生きること そして 死ぬこと」
- 日常
助産師と医師をされている6年生の保護者お二人に、「生きること そして 死ぬこと」をテーマに特別授業をしていただきました。
助産師の保護者の方からは、妊娠から出産までのお話をしていいただきました。骨盤と赤ちゃんの模型を使いながら、どのようにして赤ちゃんが産まれるのかをわかりやすく教えていただきました。お仕事の経験から、逆子のことやお腹の中にいる時の様子なども知ることができました。
医師の保護者の方は、緩和ケア医としてお仕事をされています。患者さんの病気を治すことではなく、その病気の状態が少しでも和らぐようにすることが仕事であるというお話を聞くと、意外そうな表情で子どもたちは聞いていました。実際に担当されたガンの患者さんのエピソードもあり、どのように患者さんへ寄り添っているのかを教えていただきました。
最後の質問の時間に子どもたち、「帝王切開と経膣分娩で何か変わることはありますか？」「へその緒は切っても大丈夫なんですか？」「患者さんが亡くなるときはどんな気持ちですか？」「治療が難しくなる時はどんな時ですか？」などと、次々に質問していました。
感想に、「改めてお母さんたちはみんなすごくて、特に自分のママには感謝しないといけないなと思いました。」「生きることは考えたことがありますが、死ぬということはあまり深く考えたことがなかったのですごく耳に残りました。」などと書いていた子どもたち。「生と死」について考える貴重な時間となりました。