資料請求

ニュース News

1年生:総合「ふゆさがし」

 2月に入ってからとても寒い日が続き、朝の庭に出ると凍えそうなほどです。それでも、子どもたちは嬉しそうに外に飛び出していきます。それは、真冬のお庭でしかできない「池の氷遊び」をするためなのです。池の氷は、啓明の冬の風物詩です。「先生、取れたよ!」と、割れた分厚い氷のかたまりを、わざわざ教室まで持ってきてくれる子もいました。

 総合の授業で「みんなで啓明の冬を探しに行こうか!」と呼びかけると、「やったあ、行こう!」と大はりきりの1年生。iPadを手に、「ふゆさがし」のお散歩をしに行くことにしました。子どもたちは、まず走って池まで行き、氷の写真を撮っていました。

 ある子がふと木の枝を見上げて「あ、つぼみだ!」と大発見をしました。よく見ると、冬枯れの木々に、春を待つ小さな蕾をたくさん見つけることができました。道ばたには、まだひっそりと咲いているサザンカの花も見つけました。子どもたちは、「冬」を見つけては嬉しそうに写真を撮っていました。

 教室に戻ると、撮影してきた写真に説明を添えて、「けいめいのふゆベスト1」を作りました。
 「私は、この花を冬の花だと思いました。私のお家に同じお花があるからです。」「ぼくは、この氷を、つめたくて、ほしいと思いました。どうしてかというと、この氷はすごくきれいだからです。だから、この氷を撮りました。」「私は、この木がかれて、冬だな。っと思いました。どうしてかというと、葉っぱが枯れて、つぼみが出そうだからです。」…。ずらりと掲示された友達の作品を見ながら、「きれい!このお花はどこに咲いてたの?」「青空がいいね!」と、啓明の冬を感じていました。