本校の5年生は、総合学習として稲を育てます。この日は、「代かき」を行いました。
「代かき」は、水を入れた田んぼの土を砕いて水と混ぜ、ならしていく作業です。農家さんは、耕運機を使いますが、子どもたちは昔ながらのやり方で自分の足を使って代かきを行います。
どろの中に足を入れる経験がなく、はじめは、戸惑っていた子が多くいました。しかし、しばらくすると「土のやわらかさが気持ちいい!」「こんな感覚はじめて!」とみんな農作業をとても楽しんでいました。
はじめは、土が見えていましたが、作業後はしっかりとならされていました。
さて、次の日。「田植え」です。田んぼを6区画に分けて、班ごとに苗を植えていきます。
保護者の方のお手伝いのもと、ロープを使って植えた苗が1直線になるように意識して植えていきました。はじめは、うまく根がささらずに浮いてしまったり、曲がってしまったりしましたが、どんどん上達していきました。
田植えが終わった後は、奉仕委員会によるお祈りです。田植えの成功と、秋までの稲の豊かな成長のお祈りをしました。
1週間後、稲の成長の経過を見にいきました。1週間前は17cm前後だった稲も25cm程度になっていました。このまま、しっかりと育っていって欲しいですね。
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