国際学級では、学期のはじめに編入生を迎えることが多くあります。2学期、新しいメンバーが加わってのスタートとなりました。これまで学んできた場所や言葉、やり方もちがうことに不安もあることと思いますが、担当の私が見てもびっくりするぐらい、国際学級のグループ学習になじんでいました。

　なぜでしょう。
　ひとつには、多様なルーツをもつ子どもたちが、それぞれの日本語の課題をふまえながら学習していることが、なんとなく伝わったからかもしれません。また、少し前に同じように海外から帰国し、同じ立場を知っている友達が、親身になって説明してくれたり、教えてくれたりすることで心強さを感じたのかもしれません。

　「宿題をていねいにやってきているね！」「考えたことをたくさん発表できて、すごい！」と子どもたち同士でほめ合っていました。
　これまで学習してきた場所がちがっても、やってきたこと、今できていることを認め合い、仲間として受け入れ合う姿がとっても素敵だと思いました。