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3学期、始業式に思うこと

新年、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

2025年を迎えました。そして、3学期始業式の日となりました。

さて、ここ10年近く、体験宿泊学習でお世話いただている、とある旅行会社の方から、連絡をいただきました。

急遽、人事異動が決まり、この1月1日より、甲府支店に転勤とのことでした。しかも、その辞令は、12月25日に受け取ったそうです。

全国規模の会社では、よくあることなのかもしれません。しかし、学校勤務の私には、驚嘆しかない現実です。

そこで、あらためて気づいたことがあります。世間的には、組織としてのスタートは、1月1日なのだということです。新入社員は学校卒業が絡むため、4月入社としても、あくまで組織としての、年のはじまりは、1月1日なのです。ですので、様々な会社の12月が決算期であるというのも納得できます。

4月はじまりが基本の学校という場に長い時間いると、不思議なもので、新年を迎えると、「いよいよあと少しで、新しい年度だ。これまでのまとめをして、次年度への計画を立てよう。」というスケジュール感が普通になってきます。私は、この新年始まってからの3ヶ月の3学期を、自分の中で非常に大事な時間と位置づけてきました。それは小学生の時期から今まで、ずっとこの50年以上にわたり、そう考えてきました。

「一年の計は元旦にあり」という言葉を、「一年の計は3学期にあり」と自分なりに言い換えて、4月からの新年度(新学年)に向かって、抱負を持ち、計画を立て、希望に満ちたスタートを切ろうと努めてきました。

そして、会社とは異なるかもしれませんが、今も、この3学期を、子どもたちとともに、次年度へのステップとして、前述のように考えることは大切であると思っています。

この2024年度の3学期(2025年1~3月)も、4月から始まる2025年度という、新しい年度(学年)への抱負を持ち、計画を立て、子どもたちとともに、希望に満ちたスタートを切るための時間として、有意義に過ごし合えればと思います。