始業式、入学式、スタートは、いつも・・・
- P-Blo.
「春爛漫」とは、よくできた言葉だなぁとあらためて思います。
「春らしく、花が咲き乱れ、春の日差しに照らされる輝かしい光景の様(さま)」のことを表しているわけですが、この時期、天候にかかわらず、進級・入学した子どもたちは、いつも、その「爛漫」の中、笑顔を揺らしています。
これまでのスタートは、「青空いっぱい春晴れの日」も、「シトシトと春時雨の」日も、「少し荒れ気味の曇り空の日」も、「雪が交じりそうな冬に逆戻りしたような冷たく乾いた空気の日」も、「桜の花びらで囲まれ薄ピンクの世界になった日」も、「葉桜がなぜか粋な空気を出していた日」も・・・ありました。
どんな日のスタートも、子どもも大人も木々も森も、そして、空気も、すべて本当に輝いていました。これは、フィクションではありません。
始業式で進級した自分に、少し大人になった喜びを隠せない子どもたち、入学式の準備で、1年生のため、掃除をしたり、飾り付けをしたり、机やいすを運ぶ6年生。
少し大きめの制服を身につけ、大きなピカピカなランドセルを背に、足取りが軽い1年生。
そんな光景を笑顔で見守る大人たち。笑顔は、笑顔を引き寄せ、新しい笑顔も作り出します。
そうなのです。いつも、春のスタートは「爛漫」なのです。「春爛漫」なのです。