理科:4年生「体のつくりと運動」
- 日常
4年生では、人の体について学習しています。筒の装置を腕にはめて関節の役割を学んだり、自分たちの手に関節がいくつあるのか調査したりしてきました。この日に取り組んだのは、手のモデル作りです。

手のひらはダンボール、指はストロー、内部にはたこ糸を通して、じゃんけんができる模型を作ることを目標にしました。ペアで分担しながら、自分たちの指の長さに合わせてストローを切ったり、ストローにどんな穴を開けたらよく曲がるのか考えたりしていました。

本物の手に近づくまでには、いろんな失敗がありました。「第一関節が曲がりにくいです!」「指が変な方向に行ってしまいます!」「ひもの長さが短すぎました!」など、みんなで共有しながら改良を続けます。指が1本動くようになると、大興奮で見せ合っていました。

「じゃんけんぽん!」模型が出来上がると、次々に相手を見つけて楽しんでいました。「チョキが難しい!」「キツネはできる?」とさまざまなことを試していました。さらに「足の骨の関節はどうかな?」と話題が広がっていきました。

視点を広げて、人の全身の骨や、他の動物の骨格標本に向き合っているところです。「カエルは肋骨がない!」「この形のチキンを食べたことがある!」と発見は続きます。まだまだ骨の構造には秘密がありそうです。