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4年生「奥多摩宿泊体験学習」

4年生は、10月2日から一泊二日で奥多摩宿泊体験学習へ行きました。

1日目の活動は、子どもたちが五感を使って多摩川の水道水源林を体験する活動がたくさんありました。

午前中は、山のふるさと村の施設内にある山の中を歩きました。各グループに分かれての活動では、インタープリターさんが山の中にある植物の様子や、観察することができる小さな生き物について、丁寧に教えてくださいました。

 

午後は、二つのグループに分かれて、沢での生き物観察と葉っぱ観察の活動を行いました。

上流の冷たく澄んだ水の中に入り、「石の裏にはこんな小さな生き物がいるよ」と、インタープリターさんが紹介してくださると、子どもたちも網を使って生き物を探し、拡大鏡を使って生き物の様子を詳しく観察することができました。また、葉っぱを探す活動では、様々に色づく葉っぱを見つけました。また、「葉っぱじゃんけん」では、自分が見つけた葉っぱと友だちが見つけた葉っぱを比べました。たくさん色が含まれている葉っぱ、形がギザギザな葉っぱなど、自然をより身近に感じることができました。

 

2日目は、白丸ダム、小河内ダムへ見学に行きました。

ダムが近づくにつれてその大きさを感じ、「大きい!」と声を上げる児童もいました。白丸ダムでは、白丸ダム魚道、エコッと再生可能エネルギーPR館(エコっと白丸)、そして白丸ダムを見学させていただきました。白丸ダムが電気を発電していることや、上流から流れてきたゴミを取り除くこと、そして、ゲートを開けた際にどれくらいの水が排出されるのかなど、東京都水道局の職員の方に丁寧に教えていただきました。

 

小河内ダムでは、その大きさを感じるだけでなく、水と緑のふれあい館を見学することで、小河内ダムとその周辺の自然について学ぶことができました。水道水源林を維持するために必要な道具の見学や、小河内ダム建設にあたり沈んだ小河内村についての展示や動画を視聴しました。また、展望台に上って小河内ダムを上から見学したり、慰霊碑を訪問して、犠牲になった方々へ思いを寄せたりもしました。特に慰霊碑を訪問した際には、たくさんの方が犠牲になってダムが完成したことや人々の生活を支える水の大切さについて考えることができました。