初等学校卒論ゼミの、第1回目がスタートしました。本校の卒業論文の取り組みは、昨年度から始まりました。子どもたちが自分の興味・関心をもとにテーマを設定し、1年間を通して、探求を続けていく学びが進められています。また、今年度からは、初等学校の先生方全員が、6年生の子どもたちと関わる形となりました。

卒論ゼミの開会式を終え、各研究室に分かれ、ゼミの先生方との対話の時間を持ちました。自分のテーマについて熱く語る子どもたち。先生方からは、「〇〇って、どういうこと？」「そこはもっと深く知りたいな。」「これは、なぜ必要なの？」と、たくさんの質問があり、「もっと深く調べないと！」「なるほど、そういう視点もあったのか！」と、対話をする中でたくさん気づきも生まれました。

ゼミを終えた子どもたちは、「楽しかった！」「もっとお話したかった！」と、声を弾ませていました。対話の中で、ゼミの先生やゼミの仲間に、「自分の好きなこと」を受けとめられ、対話の中で「楽しい！」が広がっていったのでしょう。自分のテーマに対しての想いが、さらに強くなった子どもたちでした。