図工:1年生「指人形」
- 日常
1年生の図工では、3学期の初めから、指人形作りを行っています。
初回の授業では、紙粘土で指人形の顔を作りました。机に置いた鏡をよく見ながら、頭や顔を作っていきました。自分とそっくりな顔になるように、指で粘土を少しつまみ出したり、ひねり出したりしながら、頭の形や、鼻・口・耳などを頑張って作りました。子どもたちは、鏡をじっとのぞき込み、なかには鼻の穴やまつげにいたるまで、細かく作り上げている子もいました。
頭の形が出来上がった後は、目と口を絵の具で描きました。目を細めてにっこり笑った表情や、大きく口を開けてお話しているような表情、まゆげのある凜々しい表情など、顔がつくと、一気に個性溢れる指人形になりました。続いて、頭の後ろ側に髪の毛を付けました。自分の髪の毛と同じ色・同じ太さの毛糸を、今の髪型と同じくらいの長さに、何十本も切りました。そして風でなびいても皮膚が見えないように、切った毛糸を、頭の一番下の部分から一列ずつ、びっしりボンドで貼り付けていきました。作っている途中には、「僕の髪の毛は、黒と茶色が混ざっているんだ。」「見て見て!長いでしょ!」と、指人形の髪の毛と自分の髪の毛を近づけて、子どもたち同士で嬉しそうに見せ合っていました。