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6年生:「かけがえのない仲間たちと笑顔あふれる世界を創る」

2023年3月18日土曜日、啓明学園初等学校から43名の6年生が卒業しました。最後に全校児童が体育館に集まって6年生を送り出すことができたのは2019年3月です。およそ4年ぶりに6年生の門出を初等学校のみんなで送り出すことができました。

初等学校の卒業式の特徴としてあげられるのは「子どもと創る」ということです。卒業式のテーマ決めから子どもたちが考えます。まず、テーマにどんな言葉を入れたいのかをiPadを使ってみんなで出し合い、出てきた言葉をワードクラウドという機能を使ってまとめると、次の様な図ができあがりました。

この図をみんなで見ながら卒業テーマが「平和」に決まりかけた時、ある子が手を挙げました。そして、「何というか・・・。平和というテーマもすごくいいんだけど、なんて言うのかな・・・。ちょっと遠いと言うか・・・。もっと自分たちだからこその・・・身近なテーマにしたいというか・・・。」と思いを語り始めました。するとそこからは「実は私も・・・」「僕も・・・」と、たくさんの子がその言葉をきっかけに自分たちの思いを語りました。
そして、みんなでもう一度言葉を出し合いテーマは「仲間」となりました。

副題である「with our Present and Futere Classmates」は、「今までに出逢った仲間、そしてこれから出逢う仲間と」という意味です。今、いる43名だけではなく、今は啓明学園ではない場所で頑張っている仲間もいます。そして、卒業後に出逢う仲間もいます。そんな多くの仲間とともに、「笑顔あふれる世界を創りたい。」というのが、6年生の思いでした。
これから先、つらいことや大変なこと、笑顔になれないこともきっとあるでしょう。でも、どんな時でも、1人ではなく周りには自分を支えてくれる仲間がいる。そんな仲間たちとともに笑顔あふれる世界を創っていってください。
ご卒業、おめでとうございます!