4年生「奥多摩宿泊体験学習」
- 日常
奥多摩宿泊体験学習(1泊2日)に行ってきました。全行程で雨と低い気温のため、子どもたちにとって厳しい体験となりましたが、大きな怪我や病気もなく無事に帰ってくることができました。
宿泊学習1日目の朝、子どもたちが登校すると、楽しみと緊張の両方が感じられる表情で、出発の時を今か今かと待っていました。最初の目的地「小河内ダム」までは、山道を走るバスに揺られて少し調子を崩した子もいましたが、無事に着くことができました。雨が強かったので、雨傘+雨ガッパで小河内ダムと水と緑のふれあい館を見学しました。
小河内ダムの展望室に入ると、湖の反対側の谷側を見下ろすことができます。「怖~い!」と言いながらも恐る恐る覗いたり、展示されているジオラマを見たり感動している様子でした。また、ダム工事の際に亡くなった方々のための慰霊碑前でお祈りをしました。


水と緑のふれあい館では、3Dシアターや水に関する展示を見て、水について学びました。

宿泊先の山のふるさと村へは、ドラム缶橋を渡って向かいます。湖に浮かぶ橋はゆらゆらと揺れはしますが、落ちる心配はありません。「うわ~!」「揺らさないで~!」と「キャーキャー」言いながら渡りきり、山のふるさと村へ向かいました。

到着してもケビンまでの道のりは長く、急な坂になっています。みんなで声をかけ合い、なんとか登りました。水の実験やアクティビティをし、それぞれのケビンで眠りにつきました。

翌朝、雨が降っていなかったので礼拝を外で行いました。しかし、その後は雨。朝食を食べるために坂を下り、レストランへ向かいました。

朝食を食べ終えて、いざレンジャートレイルへ出発です。レンジャーさんと10人くらいのグループに分かれ、山の中を歩き、沢に沿って登っていきました。所々で動物を見かけたり、痕跡を見つけたり、水を使った実験をしたりと盛りだくさんのレンジャートレイルでした。

過去に経験がないほど、ずっと雨の中の体験学習でしたが、子どもたちが雨の対策をしっかりして、雨だからこそ学べることを学び、楽しめたことは素晴らしかったです。もしかすると、一生このような体験はないかも知れません。体験学習で大きな成長の機会を得た子どもたちでした。