3年生:社会「学校の昔と今」
- 日常
3学期は、社会で「学校の昔と今」を学習してきました。
はじめに、啓明に36年前から勤めている斉藤章先生に、当時のお話をしていただきました。
初等生から中高生まで一つの校舎で学んでいたことに、みんな驚いていました。
その後、副教材「学校の昔と今~啓明学園の歩み~」を手にした子どもたちは、創立者の三井先生の願いについて考えたり、開校した頃の写真を見て、今とのちがいをたくさん発見したりしました。
オンライン授業期間中も、学びは続きます。
栗原先生をゲストにお迎えし、紙芝居を読んでいただきました。
それは、戦争をテーマにした紙芝居でした。
この拝島にも空襲があったことを知った子どもたち。画面を通して真剣な表情が見えました。
戦争が始まると、北泉寮は児童の疎開先となりました。
栗原先生のお話にあった戦争のことを、「学校の昔と今」にある資料で調べる子どもたち。
中でも、当時小学校4年生だった男の子が書いた日記には、夜中に突然空襲に遭った時のことが書かれてあり、「もし自分だったら…」と、みんなが考え始めました。
中には、学級文庫にあった子ども向けの「日本国憲法」を手に取り、「戦争をしない」というきまりのところを読んでいる子もいました。
こうした学習を振り返り、最後に一人ひとりが感じたこと、考えたことを書きました。
「せんそうは、人間のてんてきや強てきです。空しゅうは、人の命、動物の命、虫の命をうばうものだとまた分かりました。けい明学園の北せんりょうのガラス38まいがわれたことには、びっくりしました。」
「ウクライナのせんそうは、やめてほしい…。私が、せいふの人の一番上だったら、ウクライナの人たちを日本にひなんさせたい。プーチンを止めたい!ロシアの人も、ひなんして!なんで、せんそうがあるの?大きいけんかなの?大きいけんかなのに、なんでせんそうなの?私だって、せんそうはしたくない。せいふどうしで、せんそうを止めて!」
3年生の中にも、三井先生の願いの通りにPeacemakersが育ってきているのですね。