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国際学級 JSL算数科の授業風景

JSL(Japanese as a Second Language)算数科の指導では、日本語を母語としない児童や、日本語とその他の言語に触れながら育つ児童を対象とし、日本語で考え、学ぶ力をつけることを目標としています。
日本語での教科学習を始めた時期が、それぞれちがう子どもたちが、日本語で算数の内容を学び、考えたことを話したり、書いたりすることで、日本語の力が伸びていきます。

この日は、4年生3人で「面積」の学習をはじめました。

二つの四角形の「広さ」を比べます。
まずは、二つの四角形をさわったり、重ねたりして、自分の考えを書きました。

それぞれの考えを聞き、考えたことを操作して見せました。
その後、1辺が1㎝の広さが、それぞれの四角形に何個入るかをたしかめて、どちらが広いかがわかりました。

このようにJSL算数科の授業では、
①操作や体験を通して考えること、②考えたことを表現すること、③友達の考えを聞くこと、④考えたことやわかったことを日本語で理解すること の4つを大切にくり返しながら学習を進めています。