資料請求

ニュース News

4年ぶりの学芸会開催

 12月2日(金)、3日(土)に、4年ぶりの学芸会が開催されました。
本校における学芸会は、この新型コロナウィルスの影響で、2018年度実施を最後に、ずっと封印されてきました。
 そして、今年度、4年ぶりに開催することができました。
 小学生にとって、感受性が高く、受容力も豊富なこの時期に、舞台上での表現活動に挑戦することは、表現力をはじめ、洞察力、考察力等、様々な力の伸長を大きく促します。そして、子どもたちが、これから自分なりの、より豊かな人生を追究していくためには、このような力の伸長は欠かせません。
 コロナ禍のため、これまで、なかなか全力でできなかった、「しっかり、声を出して、表現する」ということにも、感染対策を施した上で、可能な限り挑戦してきました。子どもたちにとっては、新鮮でもあり、難しい挑戦でもありました。
 そのような中だからこそ、あえて、舞台の完成度を追究するのではなく、挑戦していく子どもたちの心身の充実度と、それに至るまでの過程での学びを最も大切にする学芸会を目指しました。

1年生は、40回(40年)以上の公演が重ねられてきた伝統ある「子ひつじピコ」を見事に演じきりました。その歴史を煌びやかに伸ばしました。

2年生は、子どもたちのあたたかさがよく伝わってくる「スイミー」に挑戦しました。キラキラした素敵な舞台でした。普段から、友だちと力を合わせ、目標に向かっていく日常が、よくリンクしていました。

3年生は、「泣いた赤鬼」に挑戦しました。赤鬼と青鬼のあたたかい心のやりとりに涙しました。3年生の抜群の演技とすてきな歌唱が耳にいつまでも残りました。

4年生の「水走る!」は、「水」の学びの追究と重なる深い作品に仕上がりました。度重なる苦悩にも負けず、力を合わせて、目標に向かっていく様子がよく表現されていました。

5年生の「オズの魔法使い」では、あらためて、人の心の成長とは何かを教えてくれました。また、5・6年生は演技だけでなく、照明や音響他全てのマネージも自分たちで行いました。

全体の『とり』を務めた、6年生の「モモ」では、「時間」という概念を巧妙に説いてくれました。超越した、すばらしい演技力と演出で、見ている側を常にワクワクさせてくれました。また、6年生も、演技だけでなく、照明や音響他全てのマネージも自分たちで行いました。限られた時間の中、本当によく頑張りました。