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5年生:農家の方と出会う

総合では、1学期にイネの種をまき、しろかき、田植え、草取りなどお世話をしてきました。社会科では、食料自給率の低さ、農家さんの高齢化などの課題についても学びました。「どうすれば農家さんが増えるか」「農業が楽しくできるにはどうすればいいのか」という疑問が生まれ、農家さんのお話を伺うことになりました。

ゲストティーチャーは、石川農園の石川研さんです、米作り、野菜、パッションフルーツ、ヤマブドウ、花の苗などを育てていらっしゃいます。花の苗以外は、10年前から無農薬で栽培しているということに驚きました。

子どもたちが気になっていた「農業はもうかるのですか」という質問には、「農業はすごくもうかる仕事ではないかもしれないけど、日本人はお米がなくなったら困る。みんながお米を美味しく食べ続けられるように作っています。」と答えてくださいました。

自分のつくったものを喜んで食べてくれる人がいて、地域の人とつながることができ、「71才を超えた今でも仕事がとっても楽しいですよ」と。笑顔で語ってくださいました。将来は、農園の周りを農村ランドにしたい、ヤギの散歩道、水車小屋があって、どろんこ遊びもできるといい……。目を輝かせて話してくださる石川さんと出会って、子どもたちの心にも明るい農業の夢が広がりました。