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5年生:社会・環境

5年生3学期の社会科では環境と情報についての学びます。まずは環境についての学習がスタートしました。

2学期には工業について学んできた子どもたち。現在の便利な生活は、戦後の日本の工業や経済の発展があってこそです。しかし、その裏側で自然が破壊されたり人々の健康が害されたりしてきました。

「公害病って聞いたことがありますか?」と子どもたちに聞くと、「水俣病を知っている!」「イタイイタイ病って聞いたことがある。」「たしか、四日市ぜんそくというのもあるよ。」「新潟でも水俣病があったって聞いたよ。」など、なんとなく5年生の子どもたちも聞いたことはあるようです。しかし、それらがいつ、どこで、なぜ起きたのかと言ったことを知っている子はあまりいませんでした。

そこで、先週の1月17日(金)の授業では「イタイイタイ病と四日市ぜんそくについて調べ、まとめよう」という時間をとりました。

子どもたちは教科書や資料集、iPadなどを使ってこれらの病気について調べていきました。インターネットは大量の情報がありますので使うホームページは私たちで4つに絞り子どもたちに提示しました。「こんなにつらい生活をしていた人がいるんだ。」「寝返りを打つだけで骨が折れるなんて・・・。」と子どもたちは被害の実態を知りとても驚いていました。
今後、水俣病に関してもみんなと学んでいきます。ただ「知る」だけではなく、自分たちにできることは何かもしっかりと考えられるようにしていきたいと思っています。