総合 2年生 feelモンゴル エルデンさんをお迎えして
- 日常
2年生は、国語の授業で「スーホの白い馬」を読みます。
そこで、今年度もエルデンさんをお招きしました。
エルデンさんはモンゴル出身の馬頭琴奏者です。
日本語もとてもお上手で、
「弦が2本しかない。」と、ある子がつぶやくと、
「2本に見えるけど、1本が100本くらいの細い糸の束になっているんですよ。」
と、教えてくださいました。
エルデンさんが2本に見える弦を巧みにおさえ、弓を走らせると、素晴らしい音色が響きました。
面白い曲や愛がテーマの曲、
乗り物や馬についての曲になると、子どもたちは体を動かして、全身で楽しんでいました。
演奏の後は、たくさんの質問を受けてくださいました。
馬頭琴の材料や靴の先がなぜ曲がって上がっているのか、
衣装のボタンがなぜ横にあるのか等々、すべての質問に答えてくださいました。
そして「たくさんの質問をしてくれたご褒美に。」と、子どもたちに馬頭琴をさわらせてくださいました。
とても貴重な体験に「持ったら意外と軽かった」「弓で弾くのは難しいね」と笑顔いっぱいでした。
「スーホの白い馬」を読むとき、エルデンさんの話や演奏を思い出し、雄大なモンゴルの大地を想像しながら読んで欲しいと思います。