5年生:総合
- 日常
今年度も「田んぼの学校」がスタートしました。
まず初めに、農園担当の先生から、この1年間でどのようなことを学習するのかをお話していただきました。また、「米」という漢字には、「八」・「十」・「八」の数字が隠れています。毎日当たり前のように食べているお米ですが、食べるまでには多くの手がかかっているということを教えていただきました。今回は、「キヌヒカリ」という種類のお米を5年生で大切に育てます。
米作りで最初のステップは、塩水選と浸種です。塩水選では、お米を水に入れて、浮いてきた種籾を取り除きました。1週間、水につけたままにし、発芽させるために必要な水分を吸収させます。1日2回の水かえは、子どもたちが責任を持って取り組んでいました。
1週間後、籾を土に蒔きました。土と籾が均等になるように、慎重に土に蒔きました。「籾はつるつるだ~!」「お米の匂いはまだしないな~!」と、五感を使って楽しむ姿がありました。田植えまでの約1ヶ月間は、1日2回の水やりが必要です。「大きくな~れ」と声をかけながら、成長を見守っています。
田植えの前日は、代かきを行う予定でしたが、雨天により中止となってしまいました。傘をさし、田んぼに向かうと、担当の先生が機械を使って代かきをしてくださっていました。「雨の中、ありがとうございます!」と、感謝の気持ちを伝えました。
晴天の中、田植えを行うことができました。初めて田んぼの中に入った子どもたちは、大興奮でした。でこぼこしている場所があれば、手や足でならしながら田植えを行いました。「昔の人は全てを手作業でやっていたのはすごい!」「大変だったけど楽しかった!」と、様々な感想が出てきました。秋の収穫が楽しみです!