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3年生 総合 カイコの一粒ぐり

3年生では、総合でカイコについて学習をしてきました。1学期には、八王子にある養蚕農家の方からカイコのたまごを譲っていただき、学年で飼育しました。2学期には東北大学の研究プロジェクトに参加し、セルロースナノファイバーという木の樹脂を桑の葉につけ、生糸の強さの実験をしました。
繭玉ができた時には、みんなで「成虫にするか」、「生糸にするか」、という話し合いも行われました。子どもたちは、さまざまな思いや考えをみんなで話し合った結果、一部は成虫に、その他は冷凍庫に入れて繭玉にすることにしました。

今回はこの繭玉を使って、カイコの一粒ぐりをしました。はじめに、先生からやり方の説明を聞きました。実際にやってみると、なかなか糸口を探すのに苦戦している子もいました。集中して取り組んでみると、どの子どもも見つけることができました。六角形の形をした発布スチロールに生糸を巻き付けていきます。中には、一度も生糸が切 れない強者もいました。

1年間の継続したカイコ学習を通して、命をいただくことの大切さを学ぶことができました。